Dockerを使っていますか?
会社の案件でDockerを使って開発しているチームがあり、そのチームの説明を聞いていて自分でも触ってみたくなり、今回Dockerを実際に自分で触ってみました。まずはその第1段の記事です。
Dockerのインストール方法
Docker自体は既に何年前から存在しているソフトで、インストール方法についての記事は公式にもあるし、他にも紹介しているサイトはたくさんあるので割愛したいと思います。ここでは私がインストールにあたって、そういう違いがあったのか!?と思ったことを書いておきます。
OSによって実行環境が異なる
Dockerを初めてインストールする際にWindowsの場合少し戸惑うことがある。世の方々の記事をみると、Docker Desktop for Windowsを使っている人もいれば、Docker Toolbox を使っている人もいる。この違いは一体なんなのか?
簡単ないうと
使用するためのシステム要件がツールにより異なるため、2つのソフトが用意されています。そのため、これからWindows OSでDockerをやってみようと思う方がいれば、以下の要件を確認してどちらを使うか選択して欲しい
Docker Desktop for Windows
以下の条件を満たす場合に、利用可能となるツールで後述するDocker Toolboxよりも新しいツールになる。
- Windows 10(64bit)でかつ、エディションがPro、Enterprise、またはEducation(ビルド15063以降)であること。
- BIOSで仮想化が有効になっていること。
- CPUがSLAT(Second Level Address Translation)に対応していること。
- 4GB以上のRAMが搭載されていること。
Docker Toolbox
上記のDocker Desktop for Windowsの要件を満たせなかった場合はこのツールを選ぶ事になる。私の場合、DockerをインストールしようとしたPCが少し古く Windows8.1Proであったため、このツールしか選択肢がなかった。試しに Docker Desktop for Windows無理矢理インストールしようとしたら、インストール時にOSが対応していないと言われてできなかったです。
どうして2つのツールの違い?
Docker Desktop for WindowsではHyper-Vと呼ばれる仮想化システムが必須となります。そのためdockerを起動するとhyper-v上に仮想OSが作られ、そこでコンテナが動くことになります。Docker Toolboxの場合はOracle VM VirtualBoxを一緒にインストールすることになり、そちらで仮想OSが作られ、コンテナが動きます。私の場合、 Dockerを入れる前にHyper-vの機能を有効にしていたため、まずはその無効化からしないといけなかったため、もし同じように Windows8.1ProでHyper-vで過去に一度でも仮想OSを作ったことがある人はHyper-vの機能が有効になっていないか確認してもらいたい。
さいごに
今回はDockerを触るまでいたりませんでしたが、インストールする際にツールが2つ出てきて???となった事を記事にさせていただきました。次からは実際にdockerを触った記事を書いていきたいと思います。