差分バックアップと増分バックアップの違い

はずかしながら、差分バックアップと増分バックアップの違いを認識していませんでした。AWSの勉強をしている時に、EBSのスナップショットの確認問題で差分バックアップ・・・と書いてあり、増分も差分も同じと認識して回答をしたら見事に間違えました。差分バックアップと増分バックアップについてキチンと調べたので、その内容を整理しておきたいと思います。

差分バックアップとは

差分バックアップは、最初にフルバックアップを取得し、その後バックアップを取る際は、そのフルバックアップとの差分を取得するものです。例えば、最初にA~Cのデータが入ったHDDをフルバックアップを取ったとします。その後、A~Dに変わったバックアップを取る場合は、2回目のバックアップはDだけを取得します。次にA~Eにデータが変わった場合、3回目のバックアップはDとEを取得します。このように最初のフルバックアップからの差分を取得する方法を差分バックアップといいます。

増分バックアップとは

差分バックアップ同様に、最初にフルバックアップを取得し、その後バックアップを取る際は前回取得したバックアップからの差分を取得します。例えば、最初にA~Cのデータが入ったHDDをフルバックアップを取ったとします。その後、A~Dに変わったバックアップを取る場合は、2回目のバックアップはDだけを取得します。次にA~Eにデータが変わった場合、3回目のバックアップはEだけを取得します。このように前回取得したバックアップからの差分を取得する方法を差分バックアップといいます。

差分バックアップと増分バックアップそれぞれのメリット・デメリット

差分のメリット

  • 復元方法が簡単になります。フルバックアップ+復元ポイントのバックアップだけで復元が可能になります。

差分のデメリット

  • 同じデータをいくつも保存するため、容量が大きくなりがちです。

増分のメリット

  • 必要なデータだけをバックアップしているため、容量は必要最小限に留めることができます。

増分のデメリット

  • 復元する際にいくつものバックアップを繋げないといけなくなります。また、途中のバックアップが破損すると復元できなくなるという問題もあります。

最後に

どちらが良いというのはありません。運用方法などによって差分バックアップのほうが復元方法が容易で管理もしやすい場合もあれば、容量などで制限がある場合もあるでしょう。その時々の要件に応じてどちらを選択するか判断していきましょう。

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